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厳冬の中の種植え、苗育て

執筆者の写真: 管理人管理人

最近、都会育ち、マンション住まいの知り合いから、簡易ハウスをベランダに設置したいとの相談を受けました。野菜高騰で、自分でも育てたいとか。。。


南郷縄文村が位置する栃木県芳賀町の2月の最低気温はマイナス7度にもなります。昨年までは、この時期の野菜の種植えは出来ませんでしたが、昨年末にビニールハウスを設置することができ、新年早々から種を播き、苗を育てています。


ブロッコリーなどは、苗が大きくなり、鉢上げ(大きめの鉢に植え替え)を行いました。


果樹園に植える為の果樹苗を購入し、ビニールハウス内で冬越えをしてもらっています。ハウス内が暖かいことから、幼苗なのにウメの花が咲き始めました。


そんな中、寒さの中でもなんとか頑張ってくれている、ダイコン、ハクサイを収穫しました。


頑張って育っているニンニクには、追肥の御礼をしました。

当地も、世間一般で語られているように、春・秋が短く、冬は極端に寒く、夏は暑いことには変わりが在りません。この冬、極端に降水量が少ない事も気がかりです。

食料品の高止まりは一時的に解消されることがあっても、労働人口、気候、栽培環境、インフラ、ロジスティクス等のパラメーターを考慮してみると、入手が更に困難となり、金銭で解消が難しい時代が到来することは避けられない気がします。


そんな時代が来ても、家族分くらいは自分や寄り合いで何とかしたいとの思いから始めたのが農士塾になります。

ご参考までに、現在の南郷縄文村での作付け状況は、栽培工程管理システムで確認することが出来ます。


農士塾開催は、来月3月15日(土)となります。ご都合がつく方は、イベントページより申込下さい。

石﨑 拝


栽培工程管理システム



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