次世代リーダー創生「生き抜く術を身に着けろ」を合言葉に、農士塾フィールドキャンパスが、ながら倶楽部農場「スカイビレッジ」にて、10月22日に開催されました。
今回は、お天気にも恵まれ、気持ち良い一日を大地の上で過ごすことが出来ました。更に、戊申(つちのえさる・ぼしん・干支45番)・大安・天赦日・ひらく(開)・亢宿・よろづよし(百事吉)の本日は、神事祭礼、農耕には大変宜しい日取りでした。
午前中は、ソラマメ・ハチマンコムギの播種、キクイモ(菊芋)の収穫を行いました。
兎に角、キクイモの繁殖力は凄いですね。
以下は、3月26日の農士塾にて播種した時の様子です。
堆肥場として使用していた空き地に、上記写真のように40~50cmの穴を掘って入れ、土をかけただけの播種でした。その後、多少の草管理と摘芯・摘花をしただけでした。肥料も追肥も無しです。
そして約7ヵ月後の本日には、1つの種イモから、30~50個ほどのキクイモが収穫できました。
昼食時には、「畑の掟」と題し、ながら倶楽部橋本店長に、農家18代目として、先祖から受け継がれてきた農家としての誇り、田畑への思いを熱く語ってもらいました。秘話、笑い話、珍事件なども交えながら、受け継がれてきた伝統、土地を守る意識の強さに感動を覚えた次第です。20分に渡る熱演ですので、お時間がある際、動画をご覧下さい。
昼食後は、氏神様である子安神社(主祭神 神功皇后(じんぐうこうごう))を参拝しました。
300段ほどある急な階段を上がった先に神社はあります。夏のお祭りの際は、ここに鎮座する神輿を担いで上り下りするそうですが、一度も落としたことは無いとのことです。 お祭りは、毎年7月の第2土曜日に開催されます。
やっぱり田舎はあったかい。神社から畑に戻る途中、ご近所様のご厚意で甘柿を譲っていただくことになりました。
終盤は、ツマイモ(紅はるか)、枝豆、ニンジンの収穫を行いました。
毎回テーマを決めて開催していますが、今回は「基本に還る」。この基本とは、
森信三先生が提唱した、現場再建の三原則「時を守り、場を浄め、礼を正す」になります。
誰しも、自分の家に土足で踏み込んでくる人を好まないように、畑も、もっと言えば、大地の下に無数に生活する、土壌細菌から小動物、根っこに至るまで、好みません。
参加者の皆様は、主催者側のお願いをきちんと受け止めてくれ、畑の中では畝間を歩き、整理整頓、後片付けにも積極的に参加してくれました。
参加者の皆さんとの農体験、食を通じ、うれしたのしの一日となったのとの実感です。
良き人々が集うのは、魂を通じた波長同通・感応道交・同気相求のお陰なのでしょう。
今年は天候、収穫物にも恵まれ、本年度予定した全五回の農士塾を無事に開催することが出来ました。
この場を借りて、皆々様に感謝する次第です。
特に、献身的なサポートをしてくれた、ながら倶楽部橋本店長や家族の皆様には厚くお礼を申し上げる次第です。
結びとなりますが、いつも応援いただき有難う御座います。
尚、次回、農士塾フィールドキャンパスは、来年3月を予定しております。
イベントページ・登録メールで告知させていただきます。
石﨑 拝
11月9日に、ソラマメの発芽を確認しました。 https://www.foryou.systems/attachments/3029/DSC_2688.JPG