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執筆者の写真管理人

農士フィールドキャンパス~有機農業ネットワークとちぎに参加~2020.2.2

更新日:2021年1月2日

農士仲間と有機農業ネットワークとちぎ主催のイベントに参加した。映画「SEED」の上映会、提携の発表、種苗交換会に総会と盛り沢山のイベントであった。

宇都宮駅より西に約5Km程、馬事公苑の西にある自然食品を販売する「ララカフェ」にて行われた。

午後から、生産者と消費者の提携の方法(提携の10カ条)を規範として、昨年2月より勉強会で始まった、栃木県市貝町の「テイケイ3時」の取り組みが発表された。

自然・人間が大好き、相互扶助の精神に溢れる小さな社会の息吹を感じた。

社会と言えば、維新後、英語の「society」は、社会と訳されたことはご存知だろうか?昔は、社(やしろ)で会う、つまり寄合が合う場所が神社だったことが伺い知れる。律令官制では、太政官と並ぶ二官の一つが神祇官だが、各地の神社と中央政府が重要な情報ネットワークで結ばれていたようだ。

話は戻るが、煩わしさ、面倒臭さをいかに楽しむかがカギであるとの発表に同感する。参加者からは、会合に参加したいが、時間・距離の制限があり、是非ネット配信して欲しいとの要望があった。度々聞く話である。

映画Seedの上映会後ということもあり、種苗交換会では、シードバンクを志す方などと精力的に名刺交換を行った。


一行のひとり、歴史に詳しいH氏から面白い、しかし示唆に富んだ話を聞かされた。日本人なら良く知る、須佐之男命(スサノオノミコト)の暴走ぶりが古事記に記されていますが、

私も彼の奇行をずっと不思議に思っていました。

彼の解釈によると、畔(あぜ)を壊したり、稲穂を倒したりというくだりは、畑への転換を示唆している。神殿の中に脱糞したとあるが堆肥を作って大地に撒くこと、天井に穴を開けたのは、天(日月星)を観ろとの示唆であると説明してくれました。

長年の疑問を氷解してくれる彼の解釈に、心が躍りだした次第です。


「我々は新たな神話、新スサノオノ伝説を創る使命にある」と目を輝かせながら語る

曇りなき彼の志の高さに感動を覚えました。


立春(2月4日)より、七赤中央・庚子(かのえね・こうし)の年となります。解脱、更新の出発につき、大海の波に襲われる年になると予想されます。

令和は、人の掟(道)に従い、和を以て貴しと為し、One Teamでことを為すことを願う念いが込められていると解釈できます。



Dive and conquer(分断と統治)の世に終止符を打ち、小異を捨てて大同に就き、無私奉公の精神で、One Teamで大仕事に取り掛かりたいとおもいます。

一燈照隅 万燈照国

早々

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